近年、様々な疾患に対してガイドラインなる指針がでています。今までの治療経験、治療成績、新しい知見を含め、現段階で推奨される治療法を掲載したものになります。鼻アレルギー(アレルギー性鼻炎)のガイドラインは2016年ですでに改定第8版となります。これを見れば、耳鼻科医でなくとも他科の先生もある程度標準的な治療が可能になるため、患者さんが受けるメリットは非常に大きいと考えられます。

今回の改定のポイントは、舌下免疫療法の具体的な実施と鼻噴霧用ステロイド薬の適応の拡大といったところでしょうか。

アレルギー性鼻炎の治療の指針はガイドラインが中心的なものであることは間違いありませんが、鼻内の状態、患者様の年齢、社会背景なども考慮にいれつつ、今までの経験とあわせてそれぞれの患者様にあった治療方法を私は決定するようにしています。