2024/9/26-28日に東京で日本鼻科学会が開催され、出席・発表してきました。
「SNOT-22を用いた鼻副鼻腔手術の有効性についての評価」という演題で発表してきました。鼻副鼻腔の症状の評価基準が統一されていませんがSNOT22が世界的に最も使用される質問票になります。しかし日本ではまだあまり使用されておらず、当院の鼻手術に対する評価をして発表してきました。もう少し評価基準に改良が必要かもしれませんが、おおよそ皆様の感じている日常の症状の不快度を把握することができます。今後も工夫しながら皆様の日常生活における症状を定量評価できるように努めていきたいと思っています。
また、今回は「鼻腔生理学フォーラム」でまだまだ鼻についてわからないことがあることも知らされました。私一個人でできることは限りがありますが少しずつ鼻の生理について今後解明できるように努めたいと思わされました。
睡眠でご高名な柳沢教授の話であったり、手術のちょっとした工夫であったりといろんな話を聞くことができ、まさに明日からの診療へ繋げたいと思います。