鼻茸(鼻ポリープ)
鼻の中にポリープができている状態です。
症状
- 鼻詰まり
- 嗅覚障害
- 頭痛
原因
ほとんどの鼻茸は、慢性副鼻腔炎、もしくは好酸球性副鼻腔炎によって生じます。
鼻出血
症状
鼻血を飲み込んでしまったことによって、吐き気をもよおすことがあります。また、鼻血が口に流れて、吐血したと勘違いするケースもありますので、注意が必要です。
原因
鼻を触る癖、外傷、アレルギー性鼻炎、鼻中隔湾曲症、抗凝固剤・抗血小板剤の服用、鼻ポリープ、良性腫瘍といった原因が挙げられる他、生活習慣病の方は、鼻出血が起こりやすくなります。
当院で行う治療法
出血箇所を特定し、ガーゼで止血します。電気凝固止血することもあります。腫瘍性の病変が疑われる場合には、その検査を行います。
嗅覚障害
病気、外傷、加齢などによってにおいを感じにくくなっている状態です。
症状
- においを感じにくい
- 物のにおいが弱くなったように感じる
- おいしいと感じられなくなる
原因
細菌やウイルスへの感染、副鼻腔炎、外傷、加齢による嗅覚の変化などを主な原因とします。
当院で行う治療法
内服治療(亜鉛製剤・漢方薬)、ステロイドの点鼻薬の使用などによって治療を行います。
慢性副鼻腔炎を原因としている場合には、手術が必要になることもあります。
鼻骨骨折
鼻骨は、目と目の間、鼻の上の方にある骨のことを言います。事故や喧嘩などで鼻骨が折れると「鼻骨骨折」となります。
症状
- 腫れ、痛み
- 鼻血
- 鼻の歪み
- 鼻詰まり、息苦しさ
原因
事故、喧嘩、転倒など、硬い物とぶつかったときに起こります。
当院で行う治療法
鼻骨骨折で治療が必要になるのは、ほとんどが見た目に問題が生じているケースです。ごくわずかなズレで、その見た目以外に異常がなく、患者様も不要と判断した場合には、治療が行われないこともあります。
治療が必要な場合は、手術により整復します。